[BOOKデータベースより]
剣術、能、寄席の芸。それぞれの道において体得したものを語り合い、掘り下げる中から、行き詰まった西欧文明原理を超える古くて新しい身体知にもとづく文明原理が新たな意味合いを帯びて立ち現れる。
第1部 武術と能をつなぐもの(武術と能―その身体を支えるもの;身体を通して文明の“根本”を生き直す;米作りが生んだ暮らしと信仰;芸と職人仕事の奥にあるもの)
第2部 震災に思う(震災とは何だったか;身体を通した学びを取り戻す)
第3部 独り、芸を生き通す(掴み取られた俗曲師への道;和芸を磨く身体;“芸”の文明、その優越を主張する)
マルチな活躍を見せる2人が、武術や能に共通する古来からの日本人のからだの使い方・捉え方を基盤に、稽古のしかたや学びのあり方から、日本文化の深層をめぐり、縦横に対話を展開。和芸の真髄と魅力に迫る対談集。
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フランス現代思想の研究者にして剣術の遣い手でもある前田英樹と、能楽師にしてロルファーとしても活動する安田登による対談集。マルチな活躍を見せる二人が、武術や能に共通する古来からの日本人の体の使い方・捉え方を基盤に、わざや型を深める稽古の仕方、学びのあり方、それらの底流をなす日本文化の深層などについて縦横に語り合う。