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DNAで解き明かす生きものの自然史 種生物学研究 第36号
文一総合出版 種生物学会 池田啓 小泉逸郎
点
多岐にわたり展開する系統地理学の研究を幅広く紹介。2010年12月に開催された第42回種生物学会シンポジウム「系統地理は何をする」の講演内容を中心に構成されている。
系統地理学の歴史とこれからの展望第1部 分布変遷の歴史(ニホンザリガニのDNAに刻まれた北日本の地史―歴史遺産としての遺伝的多様性;温帯性草本バイケイソウの分布変遷を分子マーカーで探る;海を渡る植物の航海記―汎熱帯海流散布植物の分子系統地理;日華植物区系におけるハリギリの生物地理;琉球列島の渓流環境に適応した固有植物の起源を探る)第2部 分布変遷から進化研究へ(系統地理から適応進化に迫る―植物の光受容体フィトクロムにおける自然選択の痕跡;日本列島でみられる哺乳類の毛色多型と系統地理学から見えるその遺伝的背景)第3部 解析手法(ゲノム時代の集団解析―ヒト研究を例に;系統地理学における統計的推定の手法と今後の展望)
ある生物が「ここ」にいて、「あそこ」にいないのはなぜだろうか。現在見る生物の分布はどのようにつくりあげられてきたのだろうか──? この疑問に答えるには、生物の現在の分布、特徴や、その移動の制約となる地理的な条件を知ることが必要だ。また、化石の記録や湖の底に堆積した花粉なども、有力な証拠だ。近年、それらに加え、より直接的で強力な証拠が利用できるようになってきた。その証拠とは、生物自身が体内に持つDNAの遺伝情報。遺伝子工学の普及により、簡便で安価な解析が、野生生物研究においても利用可能になったのだ。こうした興味と技術を背景に、系統地理学は誕生した。当初、生物の移動の歴史を明らかにする博物学的な関心が中心だった系統地理学だが、最近はさまざまな周辺分野と結びつき、新たな展開をはじめつつある。本書では、その日本での胎動とも言える、国内の生物を材料にした研究例を多数収録した。また、研究を始めるにあたって知っておきたい解析手法の概略も紹介。
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[BOOKデータベースより]
多岐にわたり展開する系統地理学の研究を幅広く紹介。2010年12月に開催された第42回種生物学会シンポジウム「系統地理は何をする」の講演内容を中心に構成されている。
系統地理学の歴史とこれからの展望
[日販商品データベースより]第1部 分布変遷の歴史(ニホンザリガニのDNAに刻まれた北日本の地史―歴史遺産としての遺伝的多様性;温帯性草本バイケイソウの分布変遷を分子マーカーで探る;海を渡る植物の航海記―汎熱帯海流散布植物の分子系統地理;日華植物区系におけるハリギリの生物地理;琉球列島の渓流環境に適応した固有植物の起源を探る)
第2部 分布変遷から進化研究へ(系統地理から適応進化に迫る―植物の光受容体フィトクロムにおける自然選択の痕跡;日本列島でみられる哺乳類の毛色多型と系統地理学から見えるその遺伝的背景)
第3部 解析手法(ゲノム時代の集団解析―ヒト研究を例に;系統地理学における統計的推定の手法と今後の展望)
ある生物が「ここ」にいて、「あそこ」にいないのはなぜだろうか。現在見る生物の分布はどのようにつくりあげられてきたのだろうか──? この疑問に答えるには、生物の現在の分布、特徴や、その移動の制約となる地理的な条件を知ることが必要だ。また、化石の記録や湖の底に堆積した花粉なども、有力な証拠だ。近年、それらに加え、より直接的で強力な証拠が利用できるようになってきた。その証拠とは、生物自身が体内に持つDNAの遺伝情報。遺伝子工学の普及により、簡便で安価な解析が、野生生物研究においても利用可能になったのだ。こうした興味と技術を背景に、系統地理学は誕生した。当初、生物の移動の歴史を明らかにする博物学的な関心が中心だった系統地理学だが、最近はさまざまな周辺分野と結びつき、新たな展開をはじめつつある。本書では、その日本での胎動とも言える、国内の生物を材料にした研究例を多数収録した。また、研究を始めるにあたって知っておきたい解析手法の概略も紹介。