「生存」の東北史

歴史から問う３・１１

大月書店
大門正克　岡田知弘　川内淳史　河西英通　高岡裕之　

• 価格: 3,080円（本体2,800円＋税）
• 発行年月: 2013年05月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784272520886

内容情報

[BOOKデータベースより]

災害と開発、差別と後進のもとにおかれたがゆえに、近現代「東北」では、医療や生活改善はじめ、「生存」の足場を創る試みがなされてきた。その歴史的蓄積を掘り起こし、「３．１１後」の現在と往還する歴史実践。

第１部　歴史から３．１１へ（災害と開発から見た東北史；近代日本と東北・東北人論）
第２部　歴史から築く「生存」の足場（近現代東北の転換点―戦時期「人口問題」と地域社会；近現代日本の地域医療と岩手の医療保健運動；いのちを守る農村婦人運動―「生存」の足場を創る歴史の試み、岩手県和賀町）
第３部　東北から３．１１後の歴史へ（三陸の歴史と津波―海と人のつながり；気仙沼で海とともに生きる；「生存」の足場を創る試み―小学六年生の「震災復興まちづくりプラン」；内と外の東北の断層；「生存」の歴史―その可能性と意義）

[日販商品データベースより]

災害と開発、差別と後進のもとにおかれたがゆえに、「東北」では、医療や生活改善など「生存」の足場を創る試みがなされてきた。その歴史的蓄積を掘り起こし、３．１１後の現在と往還する歴史実践。