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恐るべき毒草の秘密と秘密結社の呪いの物語『ナペルス枢機卿』。“文学がわれわれに提供しうるもっとも賞賛に値する作品の一つ”とボルヘスが語る『イヴァン・イリイチの死』。ほか全29編を収録。
フランツ・カフカ(禿鷹;断食芸人;最初の悩み ほか)
ロシア短篇集(鰐(ドストエフスキー);ラザロ(アンドレーエフ);イヴァン・イリイチの死(トルストイ))
グスタフ・マイリンク(J・H・オーベライト、時間‐蛭を訪ねる;ナペルス枢機卿;月の四兄弟)
ジョヴァンニ・パピーニ(泉水のなかの二つの顔;完全に馬鹿げた物語;精神の死 ほか)
ペドロ・アントニオ・デ・アラルコン(死神の友達;背の高い女)
巨匠ボルヘスが選ぶ、比類なき世界文学図書館。「ナペルス枢機卿」「イヴァン・イリイチの死」ほか全29編を収録。バベルの図書館シリーズ、ドイツ・イタリア・スペイン・ロシア編。