- 黒船来航日本語が動く
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- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2013年05月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784000286237
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[BOOKデータベースより]
幕末の外交交渉は、西洋型の論理と対峙した、真剣な言語の実験の場でもあった―。交渉結果を条約文にまとめるという未知の課題に、蘭通詞(オランダ語の通訳官)たちはどう挑んだのか。漢文という権威の失墜、江戸時代の公的な文体だった候文の後退、「正文」としての日本語への意識の覚醒は、いかにして起こったのか。近代文章語成立史の序章としての幕末外交文書に光を当てる。
第1章 最初の出会い(浦賀沖、「黒船」現る;本格交渉の当事者たち ほか)
[日販商品データベースより]第2章 「長崎口」の蘭通詞たち(「四つの口」での言語と通訳;蘭通詞たち ほか)
第3章 オランダ語「正文」の時代(漢文の排除;オランダ語の時代へ ほか)
第4章 条約文と近代日本語(「条約」を結ぶということ;“候文”から“べし文”へ ほか)
第5章 主役たちの交代(「オランダ語の時代」の終わり;主人公たちの退場 ほか)
幕末の外交交渉は、西洋型の論理と対峙した真剣な言語の実験の場でもあった。交渉結果を条約文にまとめるという課題に、蘭通詞たちはどう挑んだのか。近代文章語成立史の序章としての幕末外交文書に光を当てる。