[BOOKデータベースより]
近代転換期の精神史をいかに捉えるか。民衆思想史から「全体史としての思想史」へと展開する思索の軌跡。
1 近代転換期の日本―民俗・宗教・天皇制(民俗の変容と葛藤;排仏論から国体神学へ;近代天皇像の形成)
2 近代的規律と刑罰・監獄(「監獄」の誕生)
3 転換期の政治過程(一八五〇‐七〇年代の日本―維新変革)
4 思想史像の模索(近代的社会観の形成;海保青陵の歴史的位置;日本ナショナリズムの前夜―国体論・文明・民衆)
研究の出発点である1960年代初頭と、昭和の終焉前後という2つの時期に、著者は集中的に「近代日本の形成」を巡る論考を執筆した。両時期の著作を通じ、民衆思想史から「全体史としての思想史」への展開を辿る。
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