- からすのやおやさん
-
- 価格
- 1,210円(本体1,100円+税)
- 発行年月
- 2013年04月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784032062205
[日販商品データベースより]
リンゴさんは友だちのやおやさんで、素敵なアイデアを思いつく…。ロングセラー絵本『からすのパンやさん』のつづきのお話。20年間の子ども会指導の経験から生まれたユニークな絵本。
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【2013年05月発売】
からすのまち、いずみがもりには、からすのパンやさんがあります。パンやさんの四羽の子どもたち皆大きくなって、リンゴさんとレモンさんという娘と、チョコくんとオモチくんという若者になっていました。リンゴさんの友達イソちゃんのいとこのシンちゃんは、畑で作った野菜をにぎやかな通りに運んで売っていましたが、運ぶのが大変だし、ちっとも売れなくて困っていました。そこでリンゴさんとイソちゃんはシンちゃんを手伝い、わざわざ遠くまでいくのをやめて、近くにやおやさんを開くことにしました。さて、このやおやさんでは、皆で知恵を絞って、どうしたらお客さんに買ってもらえるか考えます。売り方を変えたり、値段を変えたり、値札の書き方を変えてみたり・・・。工夫を重ねて、からすのやおやさんの大ブレイクがはじまります!1973年に発売され、以来ずっと子どもたちに愛され続けた『からすのパンやさん』。本作は、その40年ぶりの続編4部作の第2弾です。子どもの頃大好きだった、自分の子どもと一緒に楽しんだ、そんな大勢の方々の想いと期待に堂々と応える、続きのおはなし。『からすのパンやさん』では、評判を聞いて集まった大勢のお客さんに上手に買い物してもらう商売の知恵を見ることができました。本作ではさらに進んで、商売の要点、経済の基本ともいうべきエッセンスが盛り込まれていて、考えながら、楽しみながら読むことができます。これから『からすのパンやさん』に出会う子どもたちは、うらやましいことに、続きのおはなしも含めてシリーズとして楽しめます。『からすのパンやさん』で育った大人の皆さんは、この機会にこのシリーズ4作品を本棚に加えてはいかがでしょう。たくさんのパンに憧れた、あの幸せなひとときを手元に置いておくのは、格別な想いではないでしょうか。もちろん、私もそうしたいと思います。
(絵本ナビ事務局長 金柿秀幸)
楽しみにしていた「からすのパンやさん」の続編第二弾。
今回はリンゴさんが、シンちゃんやイソちゃんたちとやおやさんを開くお話です。
パンやさんとおかしやさんでは、具体的なお金の金額や売れ残りがどうとか、そんな話は出て来なかったのですが、この作品ではかなり現実的な商売のお話になっていて、ある意味驚きました。
読み聞かせながら、息子と「なんで果物は売れ残ったのかな?」「野菜は絶対いるけど、果物は食べなくても困らないもんね」などと、ちょっとした台所事情の会話になったりもしました。
うちの息子はもう大きいので、足し算やかけ算も簡単に出来ますが、小さい子にとっては難しい計算はムリ・・・そこを考慮しての「1円」「3円」なのかなと思いました。
続編4冊の中で、息子が一番面白かったのはこの「やおやさん」だそうで、売れないならどう工夫するかなど「社会へ出てたくましく生きていく力」が作品に見事に描かれ、息子などはそれをしっかりこの絵本から感じ取っているのだな、と思いました。
楽しいだけでは終わらない、かこさとしさんの絵本の魅力は本当に奥が深いな、と改めて感じた1冊です。(MYHOUSEさん 40代・富山県射水市 )
【情報提供・絵本ナビ】
からすのまち、いずみがもりには、からすのパンやさんがあります。パンやさんの四羽の子どもたち皆大きくなって、リンゴさんとレモンさんという娘と、チョコくんとオモチくんという若者になっていました。リンゴさんの友達イソちゃんのいとこのシンちゃんは、畑で作った野菜をにぎやかな通りに運んで売っていましたが、運ぶのが大変だし、ちっとも売れなくて困っていました。そこでリンゴさんとイソちゃんはシンちゃんを手伝い、わざわざ遠くまでいくのをやめて、近くにやおやさんを開くことにしました。さて、このやおやさんでは、皆で知恵を絞って、どうしたらお客さんに買ってもらえるか考えます。売り方を変えたり、値段を変えたり、値札の書き方を変えてみたり・・・。工夫を重ねて、からすのやおやさんの大ブレイクがはじまります!1973年に発売され、以来ずっと子どもたちに愛され続けた『からすのパンやさん』。本作は、その40年ぶりの続編4部作の第2弾です。子どもの頃大好きだった、自分の子どもと一緒に楽しんだ、そんな大勢の方々の想いと期待に堂々と応える、続きのおはなし。『からすのパンやさん』では、評判を聞いて集まった大勢のお客さんに上手に買い物してもらう商売の知恵を見ることができました。本作ではさらに進んで、商売の要点、経済の基本ともいうべきエッセンスが盛り込まれていて、考えながら、楽しみながら読むことができます。これから『からすのパンやさん』に出会う子どもたちは、うらやましいことに、続きのおはなしも含めてシリーズとして楽しめます。『からすのパンやさん』で育った大人の皆さんは、この機会にこのシリーズ4作品を本棚に加えてはいかがでしょう。たくさんのパンに憧れた、あの幸せなひとときを手元に置いておくのは、格別な想いではないでしょうか。もちろん、私もそうしたいと思います。
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