[BOOKデータベースより]
国防軍構想や日米安保への依存だけが日本の軍事戦略ではない。憲法九条の「制約」を「優位性」に変えれば、九条は軍事戦略として根拠をもち、世界をより平和な道へ導くことができる。
第1章 九条の軍事戦略が必要とされる理由(尖閣諸島をめぐる対立が新戦略を求めている;国民は自衛隊を求めている!? ほか)
第2章 戦後日本に軍事戦略は存在したのか(日米安保依存戦略の誕生;対米依存が定着する六〇〜九〇年 ほか)
第3章 九条の「制約」は「優位性」に変えられる(九条は世界基準の軍事戦略;「武器の制限」が日本を優位に導く ほか)
第4章 九条の軍事戦略を語ろう(専守防衛の基本にかえれ!;失敗しない経済制裁の戦略 ほか)
第5章 日米安保条約をどうするか(九条の軍事戦略は日米安保と矛盾する;安保の現状を変える二本立ての戦略を)
憲法改正や国防軍、または日米安保依存だけが、日本の軍事戦略ではない。護憲派の立場から、九条の思想が軍事戦略として他国と渡りあえるだけの根拠をもつことを明らかにする。
憲法改正や国防軍、日米安保依存だけが軍事戦略ではない。護憲派の立場から、九条が他国と渡りあえる根拠もつことを明らかにする。