- 軍馬と農民
-
- 価格
- 3,520円(本体3,200円+税)
- 発行年月
- 2013年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784876982745
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[BOOKデータベースより]
戦争の時代であった日本近代において、馬は特に戦争との結びつきが強く、それゆえ劇的な変化を遂げた存在であった。軍馬の造成を目的とした大型化が実行され、在来種血統が一気に淘汰されたのである。その急激な変化は、馬を生産・利用する農民の経済的犠牲の下で実現されたものであった。「馬」を軸として、農業史と軍事史を有機的に結んだ意欲作。
序章 軍馬となった日本の馬
[日販商品データベースより]第1章 第一次馬政計画期(1906‐35年)の東北産馬業
第2章 馬匹改良政策の展開―馬政計画第一期(1906‐23年)の青森県上北郡
第3章 馬匹改良政策の綻び―馬政計画第一期末の秋田県における重種流行
第4章 軍馬資源確保と農民的馬飼養の矛盾―馬政計画第二期(1924‐35年)の使役農家経営
第5章 軍馬需要の変化と東北馬産―馬政計画第二期(1924‐35年)の馬産農家経営
補章 共進会制度からみた馬匹改良政策の変遷
終章 総括と展望
終始戦争の時代であった日本近代。戦争との結びつきが強い馬は、劇的な変化を被った。軍用馬の造成を目的とした大型化が実行される中、担い手の農民も苦しんだ。「馬」を軸に農史と軍事史を有機的に結んだ意欲作。