- 芸術と脳
-
絵画と文学、時間と空間の脳科学
阪大リーブル 042
- 価格
- 2,420円(本体2,200円+税)
- 発行年月
- 2013年03月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784872593242
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[BOOKデータベースより]
時間、空間、名前、錯覚。芸術は、脳の働きそのもの。芸術は脳に語りかけ、脳科学者は芸術に新しい視点を見出す。
第1部 脳は時間をどのように記し、理解するのか(平安朝物語における時間の階層と語り手の多様な位置;歴史叙述・時間・物語―歴史はどのように書かれてきたか ほか)
[日販商品データベースより]第2部 脳による「もの」の記述と物語の表現(名前を「見る」と文字を「読む」―錯視の解釈学;絵巻の時間と空間の表現 ほか)
第3部 絵画に描かれた、視覚の脳内機能(絵画の根源をめぐって;色と質感を認識する脳と心の働き ほか)
第4部 脳は世界をどのように見、そして自己を認識するのか(女の身体と男のまなざし―一九世紀フランスは女性をどのように表象したか;自閉症から見る世界)
第5部 感覚がつかさどる世界(頭の中のサイン、コサイン―「波」による視覚情報の脳内表現;三次元世界を見る ほか)
世界を認識する心の感動が芸術に表現され、芸術がその感動を再現させる。心は脳の働きであり、芸術を理解することは、脳の働きそのもの。芸術を通した新しい視点から、素晴らしい脳の働きを理解しようという、国際高等研究所の研究会をもとに、参加研究者が書きおろした。芸術を生み出し芸術に表現される、時間、空間、名前、錯覚などを、脳の研究者と芸術の研究者が快い文章で描きだし、編者がコラムで読者をナビゲートする。