[BOOKデータベースより]
誰もが利用可能なサービス提供を意味する「ユニバーサルサービス」。本書は、最小限のアクセス維持の観点から通信と交通を比較することで、国民生活にとり必要なサービス確保への支払意思額を経済学的に考察し、サービス維持に向けての方策をさぐる。
第1章 序:公正の概念とユニバーサルサービス(公正概念の整理;内部補助とユニバーサルサービス ほか)
第2章 電気通信サービスとユニバーサルサーバス確保(電気通信サービス市場とユニバーサルサービス;現在の電気通信市場のユニバーサルサービス制度 ほか)
第2章補論 郵便サービスにおける規制緩和とユニバーサルサービス確保(日本の郵便における規制緩和;郵便サービスにおけるユニバーサルサービス政策と欧州の対応 ほか)
第3章 地域交通政策とバスサービスの確保(地方バス維持政策における補助金の地域間配分と国・自治体の関係;コミュニティバスにおける公民役割分担:東京周辺のケース ほか)
第4章 通信と交通のサービス維持に対する支払意志額(分析に用いるデータの概要;交通サービス維持に対する支払意志額(WTP)の計測 ほか)
第5章 ユニバーサルサービス維持に向けて(本書各節の結論;通信と交通の関係)
最小限のアクセス維持の観点から通信と交通を比較する。それによって、国民生活にとり必要なサービス確保への支払意志額を経済学的に考察し、サービス維持に向けての方策をさぐる。
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最小限のアクセス維持の観点から通信と交通を経済学的に比較することで、国民生活にとり必要なサービスの範囲と水準を提供する。