[BOOKデータベースより]
十九世紀以降の都市の変貌を独自の視点で整理し、脱近代の都市像を鮮やかに浮かび上がらせる卓抜な現代文明論。一見均質な近代都市空間が重層的なネットワークの形成で変容し、あたかも海に浮かぶ群島のごとく、相互に異質な集合体=虚体都市が次々に出現する現代社会の様相を明らかにする。二十一世紀世界への予見的洞察。
1 虚体都市(都市破壊業KK;流言都市;廃墟論)
2 都市デザイン―方法と政治(都市デザインの方法;スコピエ計画の解剖;都市開発の政治;テーマ・パーク)
3 不可視の大都市(“島”的都市の発想と歩く空間;座標と薄明と幻覚;軽量で、可搬的なものたちの侵略;見えない都市)
4 不可侵の超都市(「都市」は姿を消す;“しま”の析出;都市の類型)
19世紀以降の都市の変貌を、「虚体都市」「不可侵の超都市」など独自の視点で整理し、脱近代の都市像を鮮やかに浮かび上がらせる卓抜な現代文明論。21世紀世界への予見的洞察。
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