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結婚、出産・育児、教育、失業、家計破産、離婚、老後、病気、寝たきり、死亡などは、人生の過程で避けられない、あるいは不確実的に発生することがある、幸福と不幸が隣り合わせになった出来事である。そこでのリスクを小さくするための行動の選択とセーフティネットとしての保険制度のありかたについて、経済学の観点から考える。あわせて格差社会化しつつある日本における貧困、失業の最大要因としての企業倒産、環境問題を引き起こす主体としての企業活動について、リスク論の観点から考える。
序章 経済学上のリスク対策
第1章 医療・介護と年金とリスク
第2章 失業と労働災害―労働の二大リスクを考える
第3章 貧困のリスク
第4章 環境リスク削減とその経済的影響
第5章 正社員と非正社員のリスク
第6章 企業倒産リスク
3.11後のリスク学のために 3.11後の経済と政策
人生の過程で不可避のリスクを小さくするための行動の選択とセーフティネットのありかたを、経済学の観点から考える。あわせて日本の企業活動についてリスク論の観点から考える。「3.11後の経済と政策」を増補。
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