[BOOKデータベースより]
アンジェリクは、悪魔と取引したというかどで収監された、夫ジョフレ・ド・ペイラックの訴訟を有利にするために、国王に謁見した。だが、自らの無力を思い知らされるだけだった。そして、アンジェリクはルーヴル宮の回廊での刺客の魔手からなんとか切り抜けたが待ち受けていたのは絶望だけだった。あらゆる人から見放されたアンジェリクは、闇世界の王、大コエスルの恐ろしい行列に身を投じるほか道はなかった。行列は裏社会の会合のために、聖イノサン墓地に向かって行く。彼女に残されている使命は、たった一つだけだった…。
[日販商品データベースより]17世紀フランスを舞台に、強く美しく生きるアンジェリクの激動の半生を描いた傑作長編、第4弾。大幅な加筆修正が施された「完全版」を初邦訳。世界的ベストセラーを記録した歴史大河ロマン。























