[BOOKデータベースより]
スローシティやイタリアの美しい村連合に共鳴した小さな町、ショッピングモールの締め出しに成功した町、フェラガモが創り上げた大農場やオーガニックの父と呼ばれた人物の住む村―。グローバル化社会の中で、人が幸福に暮らす場とは何かということを問い続け、町のアイデンティティをかけて闘う彼らの挑戦に、その答えを探る。
1章 人が生きていく上で必要なもの、それは人間サイズの町だ―トスカーナ州グレーヴェ・イン・キアンティ
2章 スピード社会の象徴、車対策からスローダウンした断崖の町―ウンブリア州オルヴィエート
3章 名産の生ハムと同じくらい貴重な町の財産とは?―フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州サン・ダニエーレ
4章 空き家をなくして山村を過疎から救え! アルベルゴ・ディフーゾの試み―リグーリア州アプリカーレ
5章 ありえない都市計画法で大型ショッピングセンターを撃退した町―エミリア・ロマーニャ州カステルノーヴォ・ネ・モンティ
6章 絶景の避暑地に生気をもたらすものづくりの心―カンパーニャ州ポジターノ
7章 モーダの王者がファミリービジネスの存続を託す大農園―トスカーナ州アレッツォ
8章 町は歩いて楽しめてなんぼである―プーリア州チステルニーノ
9章 農村の哲学者ジーノ・ジロロモーニの遺言―マルケ州イゾラ・デル・ピアーノ
なぜ過疎の町が、世界の憧れの的となったのか。グローバル化・均一化社会の中で、人が幸福に暮らす場とは何かということを問い続け、町のアイデンティティをかけて闘うイタリアの小さな町の人々の挑戦を活写する。
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スローシティは、イタリアで誕生した5万人以下の小さな町のネットワーク。地域再生・活性化事情を克明に描く。