- 終末の思想
-
- 価格
- 770円(本体700円+税)
- 発行年月
- 2013年03月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784140883983
[BOOKデータベースより]
経済が上向けば、万事好調を装う日本社会。しかし、その先には幾重にも闇が広がっている。食と農を疎かにし、物を崇め、原子力エネルギーに突っ走り…負の部分を見ずに、すべてツケを先送りしてきた、その当然の報いが待ち受けている。ならば、いかに滅ぶべきか、死ぬべきか―敗戦の焼け野原から、戦後日本を見続けてきた作家が、自らの世代の責任を込めて、この国が自滅の道を行き尽くすしかないことを説く。著者渾身の一冊。
第1章 この世はもうすぐお終いだ
第2章 食とともに人間は滅びる
第3章 これから起きるのは、農の復讐である
第4章 すべての物に別れを告げよ
第5章 また原発事故は起こる
第6章 滅びの予兆はあった
第7章 上手に死ぬことを考える
第8章 安楽死は最高の老人福祉である
第9章 日本にお悔やみを申し上げる
自ら滅びゆく戦後日本。救いなき民族への挽歌…。右へ進もうが、左に行こうが、日本のお先は真っ暗闇。日本はもう一度焼け野原になるしかないことを万感を込めて謳う、「最後の文士」野坂昭如、渾身の檄文。
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右へ進もうが、左に行こうが、日本のお先は真っ暗闇。希望や救いはどこにもない、日本はもう一度焼け野原になるしかないことを万感を