[BOOKデータベースより]
昭和30年代の新宿、珈琲店の二階に住む美しき青年・水上櫂が開いたその探偵社は、「雨の日だけ営業する」そう噂されていた―。櫂のもとに、大家で幼馴染の和田慎吾が「最近、自分の店子の会社で、郵便物の間違いが多くて、応対する受付の女性が困っている」と訪れる。慎吾が櫂に相談した三日後、その女性は失踪して…(表題作)。友人の死を悼む女性の真意を見抜く「沈澄池のほとり」、破格の条件が用意された学生カメラマン採用試験の謎に迫る「好条件の求人」など四作品を収録した連作短篇集。
[日販商品データベースより]「雨天のみ営業」。昭和30年代、新宿。珈琲店の2階で探偵業を営む美しき青年と、その幼馴染の友人。ふたりが真実に辿り着く時、哀しき人の心に慈雨が降る。「帝都探偵絵図」で注目の著者が描く昭和探偵物語。
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戦後間もない昭和の新宿。珈琲店の2階に住むその美しい青年は雨の日だけ探偵業を開く。周囲で起こる怪事件を鮮やかに解くミステリ。