この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- オールカラー地図と写真でよくわかる!古事記
-
価格:968円(本体880円+税)
【2018年02月発売】
- 漫画版日本の歴史 03
-
価格:660円(本体600円+税)
【2018年10月発売】
- 神代文字と五十音図の真実
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2021年07月発売】





























[BOOKデータベースより]
日本には全く異なる二つの設計があった。古事記は「場所」の論理を残滓されている、それは日本書紀の画一空間の設計論理とはまったく異なる。だが、両者は「国津神」を無視しえず、その力の存在を表象的に記録した。吉本共同幻想論をさらに深化させ、「場所共同幻想」の可能条件を折口信夫・坪井洋文らをふまえて開示する、古事記の徹底した逆立的解読による思想的転移の書。
0 原論篇―古事記解読の本質視座(“共同幻想”論―吉本隆明の視座から;“タマ”論―折口学の「クニブリ」へ ほか)
1 “国津神”の場所―神話に潜む存在表象(“大国主”論;“ニニギ”論―天孫降臨神話 ほか)
2 “まつりごと”論―ヒメ・ヒコ制の転化形態(“スサノヲ”論;“天照”論 ほか)
3 “初発”論―神と国の生成幻想構造(“イザナキ/イザナミ”論;“ムスヒ神”論―始まりの独神 ほか)
4 変容篇―“国津神”の原形と変容(“サルタヒコ”論;土蜘蛛と鬼)
結語 場所の“クニブリ”論―“場所魂”へ