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[BOOKデータベースより]
人間のすべてを発見するため、社会学者はリングに立った。痛み、喜び、音、激しさを伝え解読する迫真の記述。自身の身体を問いのツールとする社会学の新展開。
ストリートとリング(秩序と美徳の孤島;「ストリートに打ち克った少年たち」;科学的で獰猛な実践;スパーリングの社会的論理;暗黙的かつ集合的な教授法;身体資本の管理)
[日販商品データベースより]スタジオ一〇四での試合の夜(「あんたは俺がしくじるんじゃないかって心配してる、何でかって、自分がそうだったからさ」;イリノイ州立ビルでの計量;不安な午後;スタジオ一〇四へようこそ;無様な前座試合;ストロングがハナーを四ラウンドTKOで破る;エキゾチック・ダンサーたちに主役の座を譲る;「お前があと二勝したら、俺は酒を止めてやるよ」)
“ビジー”ルーイー、ゴールデン・グローブに出場する
◆社会学者、ボクサーになる◆
『貧困という監獄』をはじめ、社会的排除と貧困のメカニズムを喝破した研究で世界的に知られる社会学者ロイック・ヴァカン。フランスからシカゴに渡り、都市研究を始めた若き日の彼が辿り着いたのが、寂れた黒人ゲットー地区でボクサーを目指す生活でした。言語化されない肉体的な実践であるボクシングの世界をいかにして記述できるのか。貧困の解明とともに始まったもう一つの挑戦は、自らの身体を道具として駆使する新たな社会学の試みとなり、ボクサーの日常感覚を味わい、胸を躍らせる傑作エスノグラフィーに結実しました。一人のボクサーになることの記録を通じて、社会の、そしてわれわれ人間の姿が見えてきます。著者はカリフォルニア大学教授。