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日本新聞協会賞、石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞などノンフィクション・ルポルタージュの賞に輝き、2012年もっとも注目された朝日新聞連載記事の書籍化第3弾。いまだ16万人が避難生活を続け、収束のきざしの見えない福島原発事故。人々の苦悩と、これからの日本の原発のあり方を問う、気鋭の記者たちのルポだ。
第13章 病院、奮戦す
第14章 吹き流しの町
第15章 除染の悩み
第16章 カワセミ日記
第17章 がれきの行方
第18章 地底をねらえ
朝日新聞連載ルポの書籍化。福島原発事故から1年以上が経過したが、いまだ16万人が自宅に帰ることができず、避難を続ける。一方で、原発を存続すべきか、廃炉へと向かうべきなのか、揺れ続ける国と自治体。日本人に原発事故は何をもたらしたのかを検証。