[BOOKデータベースより]
「通俗道徳」論をはじめ、著者の歴史研究の基軸をなす「民衆思想史」に関する代表的な論考を収める。
1 民衆思想史の構想(日本の近代化と民衆思想;民衆道徳とイデオロギー編成)
2 近世後期の思想状況(近代社会への志向とその特質)
3 民衆思想の可能性(『日本の近代化と民衆思想』あとがき;「民衆思想史」の立場;生活思想における「自然」と「自由」;二宮尊徳思想研究の課題;歴史研究と現代日本との対話―「働きすぎ」社会を手がかりに;「近代家族」をどう捉えるか)
4 「通俗道徳」論―背景と展望(「通俗道徳」のゆくえ;礪波人の心性;民衆的規範の行方;伝統型「ゼミナール」?)
半世紀にわたる研究の軌跡を6つのテーマ別に編成し、今日的課題への示唆に富む著作群の魅力を改めて提示する。「通俗道徳」論をはじめ、著者の歴史研究の基軸をなす「民衆思想史」に関する代表的な論考を収める。
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