- 在庫状況:品切れのため入荷お知らせにご登録下さい
- 新編分裂病の現象学
-
- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2012年12月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784480094971
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 分裂病と他者
-
価格:5,126円(本体4,660円+税)
【1990年11月発売】
- 精神医学から臨床哲学へ
-
価格:3,080円(本体2,800円+税)
【2010年04月発売】
- 関係としての自己 新装版
-
価格:3,960円(本体3,600円+税)
【2018年07月発売】
- 臨床哲学対話いのちの臨床
-
価格:3,190円(本体2,900円+税)
【2017年03月発売】
- 目立たぬものの精神病理
-
価格:5,280円(本体4,800円+税)
【2012年09月発売】
[BOOKデータベースより]
実践的な臨床の経験から、分裂病(統合失調症)を治療すべき異常なものとする論理に与することなく、人間という矛盾に満ちた存在そのものに内在している自己分裂に根差したものとする地平から紡ぎだされた珠玉の初期論文。西田哲学における自‐他論や時間論を敷衍し、分裂病者の自閉性や体験の基本的構造に注目することにより、自我障碍よりも人と人との「あいだ」における自己の自己性の危機、自己と身体との乖離を論じる。
第1章 序論
第2章 ドイツ語圏精神病理学の回顧と現況(戦前のヨーロッパ精神病理学の流れ;ドイツ語圏における精神病理学の現況;ブランケンブルクの「自然な自明性の喪失」について)
第3章 精神分裂病の自覚的現象学(精神分裂病症状の背後にあるもの;プレコックスゲフュールに関する自覚論的考察;精神分裂病の症状論;精神分裂病論への成因論的現象学の寄与;身体と自己―分裂病的身体経験をめぐって;妄想的他者のトポロジィ;分裂病の現象学)
付録 離人症の現象学