- パラドックス
-
論理分析への招待
講談社学術文庫 2144
- 価格
- 924円(本体840円+税)
- 発行年月
- 2012年12月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062921442
[BOOKデータベースより]
新たなパラドックスの発見と、それとの格闘が、人間の思索を深め、新しい論理学や意味論の形成をもたらした。「嘘つきのパラドックス」や「不意打ち試験のパラドックス」、さらに「自由と必然」「他人の心を知り得るか」など古来の哲学的難問を取り上げ、自然科学的世界像と日常的世界との亀裂に生じるパラドックスとして論理分析を武器に解明していく。
第1章 論理的パラドックス(パラドックスとはどういうものか;論理的パラドックス ほか)
第2章 同一性と普遍の問題(「万物流転」の意味するもの;同一性の問題 ほか)
第3章 未来と行為についてのパラドックス(過去と未来の相違;予言のパラドックス ほか)
第4章 他人の心の問題(他我のパラドックス;類比論法 ほか)
新たなパラドックスの発見と、それとの格闘が、人間の思索を深め、新しい論理学や意味論の形成をもたらした。「嘘つきのパラドックス」や「不意打ち試験のパラドックス」、さらに「自由と必然」「他人の心を知り得るか」など古来の哲学的難問を取り上げ、自然科学的世界像と日常的世界との亀裂に生じるパラドックスとして論理分析を武器に解明していく。(講談社学術文庫)
たとえば、この言明をどう理解するか?
この枠内に書いてあることは、ウソである。
パラドックスとの格闘が人間の思考を鍛えてきた
新たなパラドックスの発見と、それとの格闘が、人間の思索を深め、新しい論理学や意味論の形成をもたらした。「嘘つきのパラドックス」や「不意打ち試験のパラドックス」、さらに「自由と必然」「他人の心を知り得るか」など古来の哲学的難問を取り上げ、自然科学的世界像と日常的世界との亀裂に生じるパラドックスとして論理分析を武器に解明していく。
※本書の原本は、1972年、中央公論社より刊行されました。
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パラドックスとの格闘こそが、人間の思考を鍛えてきた。哲学はもとより、論理学、数学、自然科学の発展を支える「論理分析」の世界。