- 心と他者
-
- 価格
- 943円(本体857円+税)
- 発行年月
- 2012年11月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784122057258
[BOOKデータベースより]
著者は、師・大森荘蔵の強靱な思索に挑み続けてきた。心とは何かという、哲学史上最も難しい問いに立ち向かい、独我論の色彩濃い大森哲学の中から救い出されるのは、「世界」と「心ある他者」。この記念碑的著作に、大森は反論などの書き込みを遺していた。本書では、大森のメモへの応答も収録し、生々しい哲学的実践を再現した。
第1章 虚と実(意識の繭;枠組としての実在;幻覚論法;「実在」の意味)
第2章 “内界”という神話(心身二元論;他我のアニミズム;独我論)
第3章 眺望論(視点状況とパースペクティブ;痛みと身体;相貌論)
第4章 規範の他者(“意味”の脱神話化;記号のアニミズム;自然と規範)
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著者の原点とも言える本書は、日本の哲学に新風を吹き込んだ。文庫化にあたり、師・大森荘蔵が残した書き込みとメモを収録した。挑戦的で挑発的な書。