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kazu
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日本人はリーダーシップキャパシティが不足している
日本人は、組織に1人だけリーダーが必要だと思っている。それも強力なカリスマ性を持つ、スーパーマンのような絵リーダーを。だから、日本はリーダーシップキャパシティが足りない。
いかに優れたリーダーであろうと、一人でできることはたかが知れている。各々が目の前の課題に対して自分の意見を持ち、「もし自分がリーダーならこうする・・・」という考えを持つことが大切である。それが「当事者意識」である。
また、考えるだけではリーダーシップがあるとは言いがたい。自分の意見を言う、なにか物事を決定する。その際に生じるであろう責任やリスクを引き受けてこそ、リーダーである。
といった具合に、リーダーシップについての本である。著者はマッキンゼーの採用担当をしていたようで、マッキンゼーではこのリーダーシップが採用の肝となっている様子だ。
日本のほかの企業でも同様と書かれているが、確かに、説明会では当事者意識という言葉をよく耳にしたので、リーダーシップが求められていると感じる。
なにも、いきなり会社でリーダーシップをバリバリ発揮せずとも、例えば筆者はこんな例を挙げている。
「アメリカでは、電車が止まってしまった場合、タクシー乗り場で積極的に相乗りが行なわれる。日本でも、駅員さんなどが相乗りにご協力くださいと最初の一声をかければみんなそうするが、誰も言い出さないと黙々と待っている。ここで、最初の一人になれる人がリーダーなのだ。」
こう考えると、身近なところからスタートのきっかけはいくらでもある。
私は、まずは「ご飯何食べようか?これから何しようか?」などに対して「なんでもいい」をやめることからスタートしようと思う!
[BOOKデータベースより]
マッキンゼーの採用マネジャーを12年務めた著者が初めて語る。
序章 マッキンゼーの採用マネジャーとして
[日販商品データベースより]第1章 誤解される採用基準
第2章 採用したいのは将来のリーダー
第3章 さまざまな概念と混同されるリーダーシップ
第4章 リーダーがなすべき四つのタスク
第5章 マッキンゼー流リーダーシップの学び方
第6章 リーダー不足に関する認識不足
第7章 すべての人に求められるリーダーシップ
終章 リーダーシップで人生のコントロールを握る
マッキンゼーの採用マネジャーを12年務めた著者が初めて語る。