- かぜのかみとこども 新装版
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- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2012年11月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784577040317
[BOOKデータベースより]
むかしむかしあるむらでおとなはみんなたんぼへでかけていねかりをしていました。のこったこどもたちがおどうのところであそんでいました。そこへむらではみたことのないおとこがふらりとやってきました。月刊「キンダーおはなしえほん」1972年12月号初出。新潟県に伝わる民話絵本、待望の復刊。
[日販商品データベースより]おとなたちが田んぼにでてしまった村で、子どもたちが遊んでいると、見知らぬ男がやってくる。男は子どもたちを背中に乗せ、柿のなる山へと連れて行くが…。キンダーおはなしえほん1972年12月号初出。
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昔々、ある村で、大人はみんな田んぼへでかけて稲刈りをしていました。残った子どもたちがお堂のところで遊んでいると、見たことのない男がふらりとやってきて、「梨や柿がうーんとなってるところへ行ってみたくないかな?」と誘いました。子ども達が連れてって欲しいと頼んだので、男は子ども達を連れ、ごうっと風を起こして空高く舞い上がり、どこかの山の中へ。そこには柿や梨や栗がたくさんなっていて、子ども達は大喜び。ところが夕方になってあたりが薄暗くなると男は「用事があるからおまえ達だけで帰れ」と、どこかへ行ってしまいます。暗くて、寂しくて、寒くて泣き出した子ども達は、山の中で見つけた灯りをたよりに家にたどり着きます。そこにはでぶでぶに太った大きなおばあさんがいて・・・。こんなあらすじを読むと、恐ろしくて震え上がりそうですね。でも大丈夫。ちょっととぼけたタッチのイラストが、ほどよい緊張感と和んだ雰囲気を醸し出してくれます。絵の瀬川康男さんは『いないいないばあ』(童心社)や『ことばあそびうた』(福音館書店)のイラストで知られています。1972年初出作品の復刊ということで、味わい深い作品です。
(絵本ナビ事務局長 金柿秀幸)
新潟県に伝わる民話だそうです。
稲刈りで大人たちが留守の間に、遊んでいた子どもたちを、
見知らぬ男が誘い出し、なんと空を飛び、山に連れ去ります。
最初ははしゃいでいた子どもたちですが、そのまま山に置き去りにされて、
さあ大変!
とてもスリリングな世界です。
子どもたちが出会ったのは、風の神と南風と北風。
なんとなく、わかるような気がします。
瀬川さんの絵は、そんな不思議な世界を、独特の画風で盛り上げてくれています。
ある意味、子どもたちだけの世界。
そのことに、愛おしさを感じてしまいました。(レイラさん 40代・兵庫県 男の子19歳、男の子16歳)
【情報提供・絵本ナビ】