- 鍼師おしゃあ
-
幕末海軍史逸聞
小学館文庫 か4ー7
- 価格
- 785円(本体714円+税)
- 発行年月
- 2012年11月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784094087697
[BOOKデータベースより]
男嫌いのおしゃあが、恋に落ちた。相手の古川庄八は瀬戸内の漁師で、幕府の命により水夫になって江戸に来ていた。治療の腕と気っぷの良さは天下一品であるおしゃあのもとには、成島柳北や安田善次郎などの傑物も通っていた。次第に重用され、オランダにまで留学するようになった床八だったが、戊辰戦争では明治政府軍と戦い捕らえられる。解放された庄八に会いたさに函館まで出かけたおしゃあだったが、そこには許嫁が…。
[日販商品データベースより]一途な恋の行方を描く江戸っ子鍼師の一代記
ボコボコにされておしゃあのもとに駆け込まれた男は、瀬戸内育ちの漁師で古川庄八といい、幕府の命により水夫となり、江戸にやってきていた。女郎上がりで鍼師となったおしゃあは男嫌いだったが、庄八と恋に落ちる。庄八は、次第に重用され、オランダにまで留学するようになる。戊辰戦争では、幕府方として函館で明治政府軍と戦って捕らえられる。解放された庄八に会いたさに、函館まで出かけていったおしゃあだったが、そこには奈津という許嫁がいた……。
将軍の侍講にしてジャーナリストの成島柳北、安田銀行・安田生命の創業者である安田善次郎などの傑物もおしゃあと親しい患者として登場。
治療の腕と気っぷの良さは天下一品! 逞しいけど恋には純粋な江戸っ子おしゃあの、一途な恋の行方を描いた幕末明治一代記。
単行本刊行時には、『笹色の紅 幕末おんな鍼師恋がたり』という題名でしたが、文庫化に際し改題しました。
【編集担当からのおすすめ情報】
単行本刊行時には、縄田一男氏、北上次郎氏ほか文芸評論家が書評で絶賛された作品です。
今回は、推薦オビを女優の杏さんに、解説を立川志らくさんが書いてくれることになりました。
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