- ヘンな日本美術史
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- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 2012年11月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784396614379
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「新生活に役立つ本」レビューコメント
【テーマ:その他】これまてにない視点からの日本美術評論になっている。(タブラン/男性/40代)
[BOOKデータベースより]
自分が描いたということにこだわらなかった「鳥獣戯画」の作者たち。人も文字もデザイン化された白描画の快楽。「伝源頼朝像」を見た時のがっかり感の理由。終生「こけつまろびつ」の破綻ぶりで疾走した雪舟のすごさ。グーグルマップに負けない「洛中洛外図」の空間性。「彦根屏風」など、デッサンなんかクソくらえと云わんばかりのヘンな絵の数々。そして月岡芳年や川村清雄ら、西洋的写実を知ってしまった時代の日本人絵師たちの苦悩と試行錯誤…。絵描きの視点だからこそ見えてきた、まったく新しい日本美術史。
第1章 日本の古い絵―絵と絵師の幸せな関係(鳥獣戯画;白描画 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 こけつまろびつの画聖誕生―雪舟の冒険(こけつまろびつ描いた雪舟;なぜ雪舟は邪道を選んだのか―「破墨山水図」 ほか)
第3章 絵の空間に入り込む―「洛中洛外図」(単なる地図ではない、不思議な絵;とっつきやすさの「舟木本」 ほか)
第4章 日本のヘンな絵―デッサンなんかクソくらえ(松姫物語絵巻;彦根屏風 ほか)
第5章 やがてかなしき明治画壇―美術史なんかクソくらえ(「日本美術」の誕生;「一人オールジャパン」の巨人―河鍋暁斎 ほか)
日本人が培ってきた絵、失った絵とは。「伝源頼朝像」を見た時のがっかり感の理由。グーグルマップに負けない「洛中洛外図」の空間性…。絵描きの視点だからこそ見えてきた、まったく新しい日本美術史。〈受賞情報〉小林秀雄賞(第12回)