[BOOKデータベースより]
なぜ「対立」は生まれたのか?保守運動家・フェミニストへのフィールドワークと、膨大な資料分析から、「対立」の背景を明らかにする。
第1章 「ジェンダーフリー」をめぐる対立
第2章 地方からのフェミニズム批判―宇部市男女共同参画推進条例と『日本時事評論』
第3章 千葉県に男女共同参画条例がない理由―条例制定運動の失敗と保守の分裂
第4章 「性的指向」をめぐって―宮崎県都城市の条例づくりと『世界日報』
第5章 男女共同参画とは何か―ユー・アイふくいの図書問題をめぐって
第6章 箱モノ設置主義と男女共同参画政策―国立女性教育会館(ヌエック)
第7章 フェミニズムとメディア、インターネット
00年代、フェミニズムと保守運動はなぜ衝突したのか。保守運動の実際とフェミニズムの入り込んだ隘路を描く。
男女共同参画事業の名の下に、条例づくりや事業の任い手となったフェミニスト。それを中央からおりてきた政策と捉え、反発した保守運動。「バックラッシュ」として、地域やインターネット上で広がったこの衝突の実際をフィールドワークと双方への丹念な聞き取りから明らかにする。フェミニズムが本当に取り組むべき課題のために。
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00年代、フェミニズムと保守運動はなぜ衝突したのか。保守運動の実際とフェミニズムの入り込んだ隘路を描く。