- いまも、君を想う
-
- 価格
- 473円(本体430円+税)
- 発行年月
- 2012年11月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101271613
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[BOOKデータベースより]
家内あっての自分だった。一人きりで迎える静かな時間の中で、とめどなく蘇る君在りし頃の思い出。手料理の味、忘れられない旅、おしゃれ、愛した猫や思い出の映画…。夫婦二人だけで過ごした35年間のささやかな日常には、常に君がいてくれた。いい時も悪い時も、7歳下の美しく、明るく、聡明な君が―。文芸。映画評論でつとに知られる著者が綴る、亡き妻へ捧げる感涙の追想記。
持てあます野良猫二匹やひとり者
家内、川本恵子は二〇〇八年、五十七歳で逝った
「人生で一番の旅は」と聞くと、家内は私と行った台湾と答えた
他愛のない会話がいま懐しい
「一人食う飯はまずく女房と食べた晩飯は楽しかった」(伊藤茂次)
静かな葬儀をするということ
幸せだった思い出を語るのが、いちばんうれしいことではないか