[BOOKデータベースより]
文字を獲得して以来、日本人はさまざまな作品を書き残してきた。漢字で書かれた『万葉集』から、仮名で綴られた和歌へ、そして散文、さらに物語へ―。新たな表現方法の誕生は、新たな作品の形式を生み出していく。人々はどういう時に書きたいと思い、どういう思いで新たなジャンルを生み出したのか?江戸時代までの主要な古典の概要と、文字とともに生活してきた日本人の姿を描き出す。身近でわかりやすい古典文学入門。
文字を手に入れて、すべては始まった―歌を詠む日本人
この思いは三十一文字じゃ収まらない―散文への目覚め
これが私たちの言葉、私たちの情熱―花開く女たちの文学
市井の人々の声が聞こえる―王朝時代と武者の世のはざまから
この気持ちを名づけるなら、無常―時代の転換期がもたらした心地よい絶望
貴族たちに残されたもの―生き残る手段としての文芸
動乱期が心を揺さぶる―中世的ものの見方、感じ方
句のもとに集う人々―みんなで楽しく「座」の文芸
平和の時代の贈りもの―「古典」から旅立つ江戸の文芸たち
主要な古典文学作品の概要と、その作品を生み出した歴史的必然性を語り、文字とともに考え表現してきた日本人の姿を浮かび上がらせる新たな試み。やさしい語り口の古典案内。
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主要な古典文学作品の概要と、その作品を生み出した歴史的必然性を語り、文字とともに考え表現してきた日本人の姿を浮かび上がらせる新たな試み。やさしい語り口の古典案内となっている。