豊穣の海・有明海の現状と課題

水産学シリーズ　１７３

恒星社厚生閣
大嶋雄治　

• 価格: 3,960円（本体3,600円＋税）
• 発行年月: 2012年09月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784769912842

内容情報

[BOOKデータベースより]

１　微細藻類（有明海佐賀県海域におけるノリ漁期の植物プランクトン；有明海で発生する有害鞭毛藻‐Ｃｈａｔｔｏｎｅｌｌａを中心に）
２　有用藻類（ノリ養殖の変遷と現状）
３　魚貝類とその生息環境の特性（タイラギの異常と資源回復への取り組み；有明海におけるハマグリの生息状況と資源管理へ向けた取り組み；有明海の魚類相と各種の資源生態；有明海特産種エツの生態と漁業の現状；魚貝類の生息環境としての有明海とその変動特性）
４　加工（ナルトビエイの利用加工と有効利用の可能性）
有明海をもっと知るための参考資料

[日販商品データベースより]

かつては豊穣の海と呼ばれた有明海だが、生態系を支える環境が変化し魚貝類生産高は減少。有明海の水産有用種や餌となるプランクトン、さらに物理環境に関して最新の知見を平易に解説、再生への展望をまとめた。