- 小説野性時代 vol.107
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カドカワ文芸ムック 109
特集:冲方丁『天地明察』から『光圀伝』へ
- 価格
- 713円(本体648円+税)
- 発行年月
- 2012年09月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784041300244
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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hamachobi
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特集は冲方丁
この「野性時代」に連載され、ついこの前単行本化された『光圀伝』のプローモーションを兼ねて、冲方丁の特集が組まれている。といっても、「天地明察」、「光圀伝」だけだけど...
第1部は、映画「天地明察」の特集。映画の公開に合わせて、主演の岡田准一との対談も実現している。
いつもは、こういった映画の宣伝記事のようなものはあまり好みではないのだが、かなりよくできている内容で、映画や小説
さらにはコミックまで取り上げ、「天地明察」の世界をかなり詳細に紹介している。
第2部は「光圀伝」刊行記念。その最初を飾るのは、冲方丁のロングインタビュー。
「光圀伝」という大長編にかけた思いを語るだけでなく、執筆中に遭遇した東日本大震災の話など、興味深く読める内容だった。
特に良かったのは、次作についての発表があったこと。
時代小説第3弾ということで、主人公は清少納言になるとのこと。
しかも初の新聞の連載小説。
1月開始というから楽しみだ。
[日販商品データベースより]
映画公開直前『天地明察』&最新刊『光圀伝』を大特集。映画主演の岡田准一さんとの対談やロングインタビューを通して、「作家宣言」後の冲方丁さんに迫ります。二つの作品世界をより楽しむために必携の一冊!