- 鴨長明と寂蓮
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- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2012年08月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784305706492
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[BOOKデータベースより]
時代を駆け抜けた二人の芸術家、個々の魅力を読みとく。長明の歌風は俊成、定家ら御子左家の新風にも影響を受けつつ、独自に熟成した歌は今なお現代に輝く。寂蓮は今様などの摂取にも鋭敏、狂歌も巧みで、後鳥羽院が「真実の堪能」と評した名手である。
鴨長明(ほととぎす鳴くひと声や;春しあれば今年も花は;桜ゆゑ片岡山に;住みわびぬいざさは越えむ ほか)
[日販商品データベースより]寂蓮(思い出づる事だにもなくは;数ならぬ身はなきものに;いにしへの名残もかなし;降りそむる今朝だに人の ほか)
日本の歌の歴史に大きな足跡を残した代表的歌人の秀歌を、堪能できるように編んだ初めてのアンソロジー。本書は、平安時代末期から鎌倉時代初期の歌人・鴨長明の歌28首と、同じく寂蓮の歌を22首掲載。