- スワロウテイル序章/人工処女受胎
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- 価格
- 1,012円(本体920円+税)
- 発行年月
- 2012年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784150310820
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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hamachobi
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シリーズ初の中編集
「スワロウテイル 人口処女販売処」シリーズ初の中編集。40半ばのおっさんが読むには人目をはばかるタイトルのこのシリーズだけど、前長編2作がなかなか面白かったので、こちらも読んでみた。
これが、なかなか面白い。500ページ弱の中に中編が4編収録されているが、1篇1篇、それなりのボリュームもあり、また、内容もバラエティに富み、私のような長編好きの人間にも楽しめる内容だった。
もちろん、その前提としては、この「スワロウテイル 人口処女販売処」シリーズの登場人物や世界設定が好みに合うということは、あるのだけど...
その世界観や登場人物については、やはり、このシリーズを読んでみるしか、理解はしがたいとは思うが、最近の日本SF界のトレンドというか、流行りをうまく取り入れていて、私には面白く感じた。
竹岡美穂の流麗なイラストが表紙や挿絵として使われており、その手のファンにも受けそうな感じ。
ライトノベル的なものも侮るなかれ。
[BOOKデータベースより]
男女別の自治区で性別の違う人間と共に暮らす人工妖精たち。その一体である揚羽は、全寮制の看護学園で同室の連理や義妹の雪柳らと学園生活を謳歌していた。人間に害をなす人工妖精を密かに殺処分する“青色機関”の一員という裏の顔を持つ揚羽は、学園内の連続事件に死んだはずの科学者・不言志津江の陰謀を見出す。それは揚羽の人生に今後降りかかる過酷な運命の予兆でもあった。人気シリーズの前日譚たる連作中篇集。