- 新約聖書の「本文」とは何か
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新教出版社 日本キリスト教書販売
エーバハルト・ギューティング 前川裕- 価格
- 3,850円(本体3,500円+税)
- 発行年月
- 2012年08月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784400110262
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[BOOKデータベースより]
新約聖書に「原書」はない。あるのは、本文批評によって取捨選択=解釈されてきた「本文」。2000年間書き写されてきたダイナミックな新約聖書の本文と真摯に向き合うための問題提起。
新約聖書の本文をどう定めるか―本文批評への手引き(副詞παλιυ―厳密な意味で副詞的な意味を持った用例;副詞παλιυ―物語事象の構造化のための用例;副詞παλιυ―本文単位を結合するための用例;ここで提示された本文批評の方法論に対する問い;結論)
本文校訂者の責務―本文構成および異読資料欄への注記(本文構成の正当化としての編集者の報告;本文批評作業の要素としての異読の記述;本文構成に依存する異読資料欄の形成;提案1 証言と反証を挙げる;提案2 発表されている異読資料を区別する;提案3 ペアになっている異読を分割しない;提案4 個々の写本証言おグループ記号の中に埋没させない;提案5 本文n対する別の選択肢を識別しやすくする)
新約聖書は誰が書写したか―著者・写字生・改訂者(著者の手―古代文献の伝承における自筆;本文批評の第一の対象―写字生の手 ほか)
新約聖書本文の問題―未解決の方法論(元来の本文という解決不能な問題;校訂における解決不能な問題 ほか)