[BOOKデータベースより]
悪い猿を力を合わせてこらしめる、勧善懲悪の昔話。おはなしもうひとつ『あたまにかきのき』。
[日販商品データベースより]ある日、猿とカニは、それぞれ持っていたおにぎりと柿の種を交換します。柿の種を手にしたカニは、早速家の庭に植え、柿を育て始めます。柿の木はすくすくと育ち、見事な柿の実がなります。でも、困ったことに、カニは木に登れません。そこに、猿が現れ、カニのかわりに木に登ってくれます。しかし、待てども待てども、猿は自分だけで柿を食べるばかり……。カニが思わず、抗議の声を上げると、怒った猿は青くて硬い柿をカニに思い切り投げつけます。柿はカニの甲羅に命中、死んでしまいます。しばらくして、カニのおなかから生まれてきたのは、たくさんの子ガニたち。親ガニの仇をとることを決意した子ガニたちは、途中で出会った栗・蜂・牛の糞・臼とともに、猿の家に向かうのです!
「おはなしもうひとつ」は、「あたまにかきのき」。怠け者の男の頭に落ちてきた柿の実。面倒くさがり屋の男はそのままほうっておいて眠るのですが、なんと、頭から柿の木が生え始め…!?
「さるかにがっせん」は誰もが知っている昔話の定番。今回のお話も、非常にオーソドックな流れですが、石崎洋司氏の小気味いいテンポのストーリーと、やぎたみこ氏のダイナミックな絵が見事に合わさり、読み聞かせで盛り上がる新しい絵本として楽しめます。
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「さるがわるいことしたからみんながかにといっしょにてつだってすごいかにたちがかっこいい」
「サルがわるいことしてて、わるいサルだなぁと思った」
という子供の感想でした。
表紙のサルの絵がほのぼのしていたけど
青い柿を投げつけた時のサルの顔が
狂ったような悪党顔なのが印象的でした。(うきうきこーんさん 40代・愛知県 男の子6歳)
【情報提供・絵本ナビ】