- レヴィナス
-
壊れものとしての人間
河出ブックス 048
- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 2012年08月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784309624488
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[BOOKデータベースより]
ホロコーストを生き延びたことの罪悪感と向き合い、人間を「そもそも壊れやすいもの」とする一方、他者の苦しみを受けとめることの意味を追究し続けたレヴィナス。その哲学の核心は、あらゆる人が出会いうる「傷つきやすさ」にある。介護・看護といったケアや自閉症研究など、他者との接触の分析に、レヴィナス哲学を取り入れてきた気鋭による、二十一世紀に残るべき思想としてのレヴィナス入門。
第1章 レヴィナスの生涯と作品
[日販商品データベースより]第2章 外傷の哲学―レヴィナスの核
第3章 逆流する創造―初期の世界論と他者論
第4章 暴力批判論―第一の主著『全体性と無限』
第5章 後期思想『存在の彼方へ』
第6章 外傷としての主体―レヴィナス思想の深淵
第7章 メシアニズムを捨てて―信仰なき宗教について
第8章 レヴィナスの歴史哲学
終章 死者の復活―治癒論としての歴史
「人間はそもそも壊れるものである」ととらえたレヴィナスの哲学を、精神病理学から読み直す。介護ケアや自閉症研究の現場でも応用され、今、新たに注目すべき思想の全容に迫る入門書。