ゲスト さん (ログイン)
ゴールデンウィーク期間の営業についてのご案内
ウェブアクセシビリティサービス導入のご案内
オンライン書店【ホンヤクラブ】はお好きな本屋での受け取りで送料無料!新刊予約・通販も。本(書籍)、雑誌、漫画(コミック)など在庫も充実
KEK物理学シリーズ 第1巻
共立出版 堺井義秀 山田憲和 野尻美保子
点
第0章 序:本書を読む前に(10のベキ乗の単位;相対論的運動学;4元ベクトルを用いた記法;スピンと統計、量子力学;自然単位系;磁場中での荷電粒子の軌跡)第1章 素粒子物理学の誕生(素粒子物理学の始まり;量子力学と反粒子の発見;中間子発見からクォークモデルへ;世代の繰り返しとフレーバーの物理;力を媒介する粒子の発見;対称性と対称性の破れ)第2章 素粒子実験(粒子加速器;粒子検出器;粒子測定装置)第3章 素粒子物理の理論的枠組み(場の量子論の導入;最小作用の原理;場と粒子;対象性と保存則;摂動論)第4章 素粒子標準模型(素粒子の種類;3つの力;質量の起源と電弱理論;フレーバー混合;標準模型のまとめ)第5章 相互作用・物質の起源と標準模型を超える物理(標準模型の限界と素粒子をめぐるスケール;大統一理論;超対称模型と大統一論;暗黒物質と素粒子物理;バリオンの起源;LHCの世紀)
素粒子物理学は,物理学のなかでも比較的新しい分野であり,20 世紀とともに始まったと言える。観測技術や粒子加速器の飛躍的な発展により様々な現象や粒子が実験的に観測され,これらの現象は実験技術とともに発展してきた場の量子論により理論的に理解されてきた。物質を構成する究極の「素粒子」の追及は,素粒子の描像を明らかにしつつ,「標準模型」と呼ばれる理論を導き出した。しかしながら,未だ実験的に確認されていない素粒子や,「標準模型」がすべてを説明する究極の理論ではないことを示す根拠が発見され,また,素粒子物理学は極小の世界のみならず宇宙の成立ちにも深くかかわっていることが分かってきた。 本書では,この素粒子物理学がどのように成り立ち,現在の描像に至ったのか,現在の素粒子の「標準模型」がどのようなものか,そしてこれから将来に向けての展望などを平明に解説することを目指している。
ページ上部へ戻る
この商品に寄せられたカスタマーレビューはまだありません。
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
本好きのためのオンライン書店
Honya Club.comは日本出版販売株式会社が運営しているインターネット書店です。ご利用ガイドはこちら
深谷考
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2006年10月発売】
星野概念
価格:1,595円(本体1,450円+税)
【2023年06月発売】
井野瀬久美惠
価格:2,530円(本体2,300円+税)
【2023年08月発売】
1位
又吉直樹
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2015年03月発売】
一覧を見る
[BOOKデータベースより]
第0章 序:本書を読む前に(10のベキ乗の単位;相対論的運動学;4元ベクトルを用いた記法;スピンと統計、量子力学;自然単位系;磁場中での荷電粒子の軌跡)
[日販商品データベースより]第1章 素粒子物理学の誕生(素粒子物理学の始まり;量子力学と反粒子の発見;中間子発見からクォークモデルへ;世代の繰り返しとフレーバーの物理;力を媒介する粒子の発見;対称性と対称性の破れ)
第2章 素粒子実験(粒子加速器;粒子検出器;粒子測定装置)
第3章 素粒子物理の理論的枠組み(場の量子論の導入;最小作用の原理;場と粒子;対象性と保存則;摂動論)
第4章 素粒子標準模型(素粒子の種類;3つの力;質量の起源と電弱理論;フレーバー混合;標準模型のまとめ)
第5章 相互作用・物質の起源と標準模型を超える物理(標準模型の限界と素粒子をめぐるスケール;大統一理論;超対称模型と大統一論;暗黒物質と素粒子物理;バリオンの起源;LHCの世紀)
素粒子物理学は,物理学のなかでも比較的新しい分野であり,20 世紀とともに始まったと言える。観測技術や粒子加速器の飛躍的な発展により様々な現象や粒子が実験的に観測され,これらの現象は実験技術とともに発展してきた場の量子論により理論的に理解されてきた。物質を構成する究極の「素粒子」の追及は,素粒子の描像を明らかにしつつ,「標準模型」と呼ばれる理論を導き出した。しかしながら,未だ実験的に確認されていない素粒子や,「標準模型」がすべてを説明する究極の理論ではないことを示す根拠が発見され,また,素粒子物理学は極小の世界のみならず宇宙の成立ちにも深くかかわっていることが分かってきた。
本書では,この素粒子物理学がどのように成り立ち,現在の描像に至ったのか,現在の素粒子の「標準模型」がどのようなものか,そしてこれから将来に向けての展望などを平明に解説することを目指している。