- くまの皮をきた男
-
グリムの昔話
Der Ba¨renha¨uter.こぐま社
ヤーコプ・グリム ヴィルヘルム・グリム フェリクス・ホフマン 佐々梨代子 野村ひろし- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 2012年07月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784772102070
[BOOKデータベースより]
スイスの代表的な画家ホフマンは、『おおかみと七ひきのこやぎ』など、美しいグリムの昔話絵本を残しています。それらは、もともと自分の子や孫に愛情をこめて贈った手描きの絵本で、のちにホフマン自身が石版画に起こし、出版したものです。この『くまの皮をきた男』は遺作となり、手描きの絵本を原稿にしてスイスで刊行されました。その手描きの絵本を今回、新たに製版し、日本の子どもたちに届けます。
[日販商品データベースより]グリムの昔話絵本。7年間、身体を洗わず、爪も切らず、祈りもせずに生き延びれば、金持ちにしてやると悪魔に言われた若者。くまの毛皮を着せられ、放浪の旅を続ける若者の行く末は…。グリム童話誕生200年記念。
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以前読んだ記憶があったのですが、
『くまおとこ』の新訳でした。
「子どもに語るグリムの昔話」によるとのことで、
文章が洗練されている印象です。
兵隊を除隊された若者のエピソード。
途方に暮れていたところで、悪魔と出会い、ある契約をするのですね。
7年間、くまの皮をかぶり、体を洗わず、ひげ、髪、爪も伸び放題で過ごす。
くまっ皮というネーミングがなんとも。
金には不自由しないものの、すごい契約。
でも、思いやりの深いたちというのが、主人公の徳。
後半は、真実の愛へと結実するのが清々しいです。
真実を見抜く末娘の純真さも素敵です。
孫たちのために描かれた作品という事で、
ホフマンの思いも伝わって来るようです。(レイラさん 50代・兵庫県 女の子0歳、女の子0歳)
【情報提供・絵本ナビ】