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価格:523円(本体475円+税)
【2016年03月発売】

ユーザーレビュー (1件、平均スコア:3)
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北区の太
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難しい問題
パワハラ問題は非常に難しい。この本に取り上げられている、かなり典型的な事例であっても、双方の立場があり、その判断は困難を極める。この本は、パワハラの被害者側とそれを支援する弁護士の立場で書かれており、企業≒加害者側を糾弾する内容となっているが、現実はもっと複雑なはず。双方の主張を聞けば聞くほど、判断するのが難しくなるのではないか。企業も営利組織である以上、社員に一定程度のレベルは期待せざるを得ない。それが出来ない人に対してどこまでが“指導・教育”の範疇かということを判断するのは難しい。ただ1つだけ言えるのは、弱者の立場に立って判断すべきであるということ。これからは、企業が必ずしも強者とは限らなくなるであろうから、問題はますます複雑化して来るはず。
[BOOKデータベースより]
数多くの労働事件に携わってきた弁護士が、豊富な実例に基づき、パワーハラスメントの実態、法的な視点、具体的対策などに触れ、今後の社会のあり方を考える。
第1章 言葉の暴力―パワハラの典型例
[日販商品データベースより]第2章 パワハラ判定の難しさ―「証拠」はどこにある?
第3章 長時間労働はパワハラか?―「名ばかり管理職」事件
第4章 そもそも、「パワハラ」「いじめ」とは何か―法の視点で考える
第5章 パワハラのパターン1―労働契約を結ぶ際の嫌がらせ
第6章 パワハラのパターン2―再び、言葉の暴力を考える
第7章 パワハラのパターン3―仕事の取り上げ、本人にふさわしくない仕事の強要と退職強要
第8章 「退職強要」をどう考えるか―「見極め」が肝心
第9章 では、どうするか―問題を二つに分けて考える
第10章 精神疾患を発症した場合の労災認定―文字に残すことの重要性
急増する社会問題の背景に何があるのか。数多くの労働事件に携わってきた弁護士が、豊富な実例に基づき、その実態、法的な視点、具体的対策などに触れ、今後の社会のあり方を考える。