- 世界で一番いのちの短い国
-
シエラレオネの国境なき医師団
小学館文庫 や21ー1
- 価格
- 792円(本体720円+税)
- 発行年月
- 2012年07月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784094087406
[BOOKデータベースより]
平均寿命三十四歳(二〇〇二年)、日本のわずか半分以下。世界で最も医療事情が悪い国、西アフリカのシエラレオネ共和国。十年以上も内戦が続き、病院の建物は壊れ、医師や看護師も国外に逃げ出してしまっている。この医療システムが崩壊した、世界で一番いのちの短い国に派遣された医師が寝食を忘れ、力を尽くして、目の前のいのちを救っていく。そして、その国の未来のため、自分が帰国したあとの医療レベルが維持されることを願い、さまざま困難を乗り越え、現地スタッフへの教育にも取り組む。「本当に意味のある国際協力」を求め続ける医師の涙と笑い(?)の奮闘の記録。
第1章 かみさまのいる国
第2章 さまよう心
第3章 ことばの力
第4章 なかまとの距離
第5章 おしえる情熱
第6章 いのちとの戦い
第7章 うえにたつ者
第8章 わたしのいない日
第9章 ひとつの結果
第10章 たびだちの時
医療事情が世界最悪の国で奮闘する医師の姿
平均寿命34歳(2002年)、日本のわずか半分以下。世界で最も医療事情が悪い国、西アフリカのシエラレオネ共和国。十年以上も内戦が続き、病院の建物は壊れ、医師や看護師も国外に逃げ出している。この医療システムが崩壊した、世界で一番いのちの短い国に派遣された医師が、寝食を忘れ、力を尽くして、目の前のいのちを救っていく……。そして、その国の未来のため、帰国したあとの医療レベルが維持されることを願い、さまざま困難を乗り越え、現地スタッフへの教育にも取り組む。「本当に意味のある国際協力」を求め続ける医師の涙と笑いの奮闘の記録。
●山本敏晴(やまもと としはる)
1965年宮城県仙台市生まれ。医師・医学博士・写真家・国際協力師。南アフリカにて人種差別問題に衝撃を受け、中学校の頃から数十か国を撮影。「本当に意味のある国際協力」について考え続ける。2000年より数々の国際協力団体に所属、アフリカや中東で医療援助活動を行う。2003年より2年間、国境なき医師団・日本理事。2004年、都庁からNPO法人の認証を受け「宇宙船地球号」を創設。「持続可能な世界」の実現を目指し、世界に目を向ける人々の育成を行う。
【編集担当からのおすすめ情報】
文庫版のために3割ほど加筆修正されています。また、写真の40点以上を掲載。単行本を読まれた方も、是非、この機会に再読ください。
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