- 奈良仏教と古代社会
-
鑑真門流を中心に
東北大学出版会
冨樫進
- 価格
- 3,960円(本体3,600円+税)
- 発行年月
- 2012年06月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784861631740

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[BOOKデータベースより]
鑑真高弟・法進の「沙弥十戒并威儀経疏」の解釈から、奈良期、唐仏教が日本に移植された道筋を辿る。戒律思想の“日本化”の過程を、日本思想史的観点から独自に読み解く試み。
八世紀後半における鑑真門下の戒律観考察の意義について―国家仏教論、及びその批判に関する研究史をふまえて
第1部 鑑真門流の戒律観をめぐる諸問題(鑑真門流における戒律観―『沙弥十戒并威儀経疏』をめぐって;鑑真門流における天台止観受容―『沙弥十戒并威儀経疏』をめぐって;鑑真門流における天台止観受容の背景―聖武・孝謙治世下における華厳信仰・聖徳太子信仰をめぐって)
第2部 鑑真門流の周辺をめぐる諸問題(『日本霊異記』における「天台智者の問術」と「天台智者甚深の解」;藤原仲麻呂における維摩会―『続日本紀』天平宝字元年の奏上をめぐって;諌臣の系譜―『藤氏家伝』における君臣関係の理想像)
法進における戒律の達成とその後―鑑真一門の跡を嗣ぐ者たち