- 魔性の子
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十二国記
新潮文庫 おー37ー51
- 価格
- 935円(本体850円+税)
- 発行年月
- 2012年07月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101240510
[日販商品データベースより]
どこにも、僕のいる場所はない──教育実習のため母校に戻った広瀬は、高里という生徒が気に掛かる。周囲に馴染まぬ姿が過ぎし日の自分に重なった。彼を虐(いじ)めた者が不慮の事故に遭うため、「高里は祟(たた)る」と恐れられていたが、彼を取り巻く謎は、“神隠し”を体験したことに関わっているのか。広瀬が庇おうとするなか、更なる惨劇が。心に潜む暗部が繙(ひもと)かれる、「十二国記」戦慄の序章。
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ユーザーレビュー (11件、平均スコア:4.8)
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「おすすめ夏の文庫2014」レビューコメント
十二国記シリーズの中で、こちらの世界を舞台とした本格ホラー!ファンタジー世界のモノが現実にいたら?怖いだけでなく、人間の本質や醜さを改めて考えさせられると同時に、シリーズの中では一つの希望となるこの作品が大好きです。(みけねこ/女性/10代)
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「怖い本」レビューコメント
そろそろ大人になったから、「この世のものではないもの」が出てくるホラーも平気かなーと思って読んだのですが、夜に読んだことをちょっと後悔しました。人が殺されるシーンが容赦なく出てくる。怖いけど、展開が気になって本を閉じることができない…でも、この本の1番怖いのは、人の内面の「怖さ」でした。(こなは/女性/20代)
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「怖い本」レビューコメント
シリーズ中で異色の作品です。かなりえぐく怖い。(kyans/男性/30代)
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「夏の文庫100冊 2013」レビューコメント
何度読んでも良い。物語の面白さだけでなく、主要キャラクター達が成長する姿が大変勉強になります。精神的にぐらついてる時や、自信喪失しそうな時、読み返します。(ton/女性/40代)
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「夏の文庫100冊 2013」レビューコメント
新潮文庫から新装版が出たという事で、この年になって初めて読んでみました。ティーン向け小説ですが、私のようなオバサン(笑)でも非常に楽しく読めました。舞台はファンタジーの世界ですが、我々の世界にも相通ずるものがあります。若者は若者なりに、人生の酸っぱさを知り始めた私の世代の人もそれなりに頷きながら楽しめる小説だと思います。以下続刊で現在着々と刊行中。もちろん全て読んでおります。(Q太郎/女性/30代)
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HonyaClub.comアンケート
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「夏の文庫100冊 2013」レビューコメント
作家さんが哲学科を学んだからか、いたるところに哲学があふれています。ヤング向けのファンタジーホラー小説なのに、そうよね〜と考え方が腑に落ちたりしてシリーズをあっという間に読み進められました。ゆっくりセリフを繰り返してみたりするとより心に届きますよ〜(アラン/女性/40代)
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【その他】 神隠しにあったことのある少年。彼の周りでおこる惨劇。現代の日本を舞台にしたファンタジーホラーです。そして十二国記の「風の海 迷宮の岸」を読んでからもう一度読み返すと、塀の向こうが見えてきます。そのときの‘目からウロコ’感はハンパじゃありませんでした。「十二国記」完全版が新潮文庫で刊行されることになり、「魔性の子」もエピソード0(ゼロ)として仲間入り。シリーズの新作も刊行予定ということで、今から楽しみです!ちなみに、ドラマCD「魔性の子」では岩木を、アニメ「十二国記」では高里要をやらせていただきました。
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【きっかけの1冊】 小野作品を読むきっかけの一冊。最初に読んだ時はなんだかよくわからなかったけど、十二国記シリーズを読み進めると・・・全ての疑問が、ジグソーパズルのピースが嵌っていくように、物語が繋がっていき、あっという間に小野不由美の魅力に取り憑かれてしまったのです。自分の存在価値、居場所について考えさせられました。
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
高校生のとき、十二国記シリーズを寝ないで読んだ。番外編的位置づけだけど、これが一番すき。自分が教育実習をしたときに読み返してしまった(事件は起こりませんでした)完全版刊行スタートでまた話題になってうれしいなー 新作楽しみです!
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J
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素晴らしい作品。
大分が誇る作家、小野さんの代表作です!
あっという間に本の世界に引き込まれていきます♪
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あおひなレストラン
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売り方として…
これまでの新潮文庫版は十二国記の関連作品であることが分かりにくかったので、今回の統一した装丁での出版は良いと思います。(ただ、他のシリーズ作品については出し直す意義があまりない気がしますが…)
神隠しにあったことのある少年。彼の周りでおこる惨劇。現代の日本を舞台にしたファンタジーホラーです。そして十二国記の「風の海 迷宮の岸」を読んでからもう一度読み返すと、塀の向こうが見えてきます。そのときの‘目からウロコ’感はハンパじゃありませんでした。「十二国記」完全版が新潮文庫で刊行されることになり、「魔性の子」もエピソード0(ゼロ)として仲間入り。シリーズの新作も刊行予定ということで、今から楽しみです!ちなみに、ドラマCD「魔性の子」では岩木を、アニメ「十二国記」では高里要をやらせていただきました。
岡野浩介/著名人 声優
3 SPECIAL BOOKS掲載日:2012/11/19
【情報提供・3 SPECIAL BOOKS】