- 貨幣主権論
-
La monnaie souveraine.
藤原書店
ミシェル・アグリエッタ アンドレ・オルレアン 坂口明義 中野佳裕 中原隆幸- 価格
- 9,680円(本体8,800円+税)
- 発行年月
- 2012年06月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784894348653
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[BOOKデータベースより]
貨幣を単なる交換の道具と考える主流派経済学は、貨幣を問題にできない。インドウェーダ社会、アレアレ社会、古代ローマ社会、アフリカ王権社会など非近代社会と、ユーロ創設を始めとする現代の貨幣現象の徹底分析から、貨幣の起源を明らかにし、いまだ共同体の紐帯として存在する近代貨幣の謎に迫る。
第1部 債務(ヴェーダ・インドにおける祭式的行為への支払い;貨幣取引の儀礼的基礎、もしくは殺し屋に礼を尽くす方法;主権性と正当性の狭間にある金融的事実および貨幣手段―アルカイック社会の金融制度)
[日販商品データベースより]第2部 主権(市場経済の貨幣的秩序;メラネシア共同体にとっての貨幣と、ヨーロッパ社会の個人にとっての現代貨幣とを比較する;古代ローマにおける戸口調査・評価・貨幣)
第3部 信頼(勤労者社会における債務と貨幣の二元性について;西・赤道アフリカにおける脱貨幣化と再貨幣化(一九‐二〇世紀);信頼と貨幣―埋め合わせ・保護・統合の諸紐帯についての心理学)
第4部 現代の諸進化(自己準拠貨幣―現代の貨幣進化に関する考察)
貨幣を単なる交換の道具と考える主流派経済学は、貨幣を問題にできない。非近代社会とユーロ創設を始めとする現代の貨幣現象の分析から貨幣の起源を明らかにし、未だ共同体の紐帯として存在する近代貨幣の謎に迫る。