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[BOOKデータベースより]
言論の自由を制限し、戦前の反体制派を弾圧した「稀代の悪法」。これが治安維持法のイメージである。しかし、その実態は十分理解されているだろうか。本書は政党の役割に注目し、立案から戦後への影響までを再検証する。一九二五年に治安維持法を成立させたのは、護憲三派の政党内閣だった。なぜ政党は自らを縛りかねない法律を生み、その後の拡大を許したのか。現代にも通じる、自由と民主主義をめぐる難問に向き合う。
第1章 「危険思想」の発見(治安維持法をめぐる四者;明治・大正の思想問題;過激社会運動取締法案の挫折)
[日販商品データベースより]第2章 治安維持法の成立(「日ソ国交樹立」と「アメとムチ」;起草と反対運動;審議)
第3章 迷走する「結社」取り締まり(「赤化宣伝」;京都学連事件;三・一五事件)
第4章 一九二八年の改正(緊急勅令案の諮詢まで;緊急勅令の承認まで;改正治安維持法の運用)
第5章 膨張の一九三〇年代(転向;再改正の挫折;膨張の過程)
第6章 新治安維持法と戦争(太平洋戦争下の治安維持法;植民地への適用)
終章 終焉、そして戦後(罪と罰;治安維持法が残したもの)
言論の自由を制限した「悪法」は、政党政治の全盛期に生まれた。政党の役割に注目し、治安維持法の歴史をたどり、立案から戦後への影響までを再検証する。現代にも通じる、自由と民主主義をめぐる難問に向き合う。