- 終の信託
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- 価格
- 565円(本体514円+税)
- 発行年月
- 2012年06月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784334764197
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:3)
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Katsuei
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男は女を理解し得ない
検事は自分の名誉と尊厳のために事件を解決しようする。
女性は愛する人を思いやる気持ちから犯罪を犯してしまう。
男性と女性の価値観は大きく異なり、彼女の犯行動機など男性の検事が理解する事は不可能なのだろう。
一見残酷に思える殺人事件の報道。しかし、その真相は苦渋の選択なのかもしれない。
終末医療、安楽死、介護問題、制度が現実に追いついていない事もあるが、これにからむ犯罪も正しく判断されているとは考え難い。
[BOOKデータベースより]
呼吸器科の医師・折井綾乃は、患者を安楽死させた疑いで告発される。「最期のときは、長引かせないでほしい」―十八年にもわたって担当医を務めた、重度の喘息患者・江木秦三の願いだった。医師と患者という関係を超え、固い絆を育んできた二人。愛する者の思いを受け入れた彼女を待つ、過酷な運命とは?(表題作)。現役の法律家が実在の事件を元に描く、魂の物語。