[BOOKデータベースより]
一ぷく三杯(夢野久作)
遺産(結城昌治)
すみません(山口瞳)
これはなんだ?(堀田善衞)
言葉は誰ものものか?(米原万里)
日本語は七通りの虹の色(井上ひさし)
文字禍(中島敦)
だめな人間なんていない(松田道雄)
遅刻論(梅棹忠夫)
やさしさの時代に(森毅)
「明るく元気に」病/ズル(河合隼雄)
怒る子は育つ(中島らも)
不当への憤り―子供対大人
痴人の夢(湯川秀樹)
狂気について(渡辺一夫)
吉野山(太宰治)
病気の愉しみ(吉行淳之介)
虚栄について(三島由紀夫)
虹を見ながら死ね(佐野洋子)
男らしい男がいた(色川武大)
首提灯(林家正蔵)
おろか者とは?おろかな考えとは?考える楽しみに満ちた21編の味わい深い文章を収録。山口瞳「すみません」、中島らも「怒る子は育つ」、佐野洋子「虹を見ながら死ね」他。
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もっとお堅い本かと思いきや、ユーモアたっぷりの文学が大きな字で詰まっていた。
日本文学の中から、副題に合わせた内容をチョイス。
今回はおろか者ということで、遅刻をするのが何が悪いと開き直って正当化する「遅刻論」や、なんとなく出家してみたら大変で、村人にもバカにされて騙され、実家に帰ろうにも庭に埋めてあった祖母のヘソクリを使い込んでいたので帰れない。いっそ死んでくれたらいいけど、当分死にそうにないから帰れない。そこで実家の柱の節に隠していた富くじが気になるから見てくれ云々延々続く「吉野山」など、相当おもしろい話が収録されています。
どれもなぜか納得させられる(苦笑)
小5以上の漢字にはルビがふってあるそう。我が家は12歳が読んでいました。
文庫本などの詰まった字は読みづらいという大人の方にも、気軽に読めると思います。
どんな時代も、人は変わらないとか思っちゃいました。(てぃんくてぃんくさん 40代・奈良県 女の子12歳)
【情報提供・絵本ナビ】