- 福祉国家と家族
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- 価格
- 4,950円(本体4,500円+税)
- 発行年月
- 2012年06月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784588645433
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[BOOKデータベースより]
第1部 市場と家族(市場と世帯経済―産業革命期イギリスにおける家族の経験;福祉国家の変容と家族政策―公私二分法とジェンダー平等;第二世代の両立支援と労働法―スウェーデン法を参考に)
[日販商品データベースより]第2部 福祉レジームと家族政策(アメリカの福祉改革―福祉退出者研究の教訓と洞察;イギリスの成年後見法にみる福祉社会の構想―判断能力の不十分な成年者をとりまく家族、社会、国家;フランスの家族手当と家族政策の歴史的転換―「主婦手当」問題を中心として;ドイツ社会国家と家族政策;ひとり親家族の子育てと福祉援助―貧困家族におけるジェンダーと家族主義からの考察)
第3部 家族と女性の歴史分析(近代日本の企業福祉と労働者家族;イギリスにおける女性労働と古典派経済学―ガヴァネス問題から男女同一賃金論まで;雑誌『青鞜』における「堕胎論争」の一考察―妊娠した原田皐月・伊藤野枝・平塚らいてうにとっての母になること)
1980年代以降の福祉国家の縮減過程とグローバリゼーションのもとで家族政策が主流となっていくコンテクストを明らかにする。福祉国家の今後の方向性に対して社会政策としての家族政策がもつ含意を検証する書。