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[BOOKデータベースより]
“反乱の時代”を支えた世界的同時性の本質。global sixtiesといわれる社会運動の諸相を実証的に検証し、政治運動だけでなく各国の文化変容に与えた影響を探る。
一九六〇年代研究の国際比較―証言と歴史研究の間
[日販商品データベースより]第1部 米国ニューレフトとヴェトナム反戦運動(民主的文化、社会変革運動、そして国際的六〇年代;「三つの世界」のなかのアメリカ「六〇年代」―ニューヨーク自由大学とニューレフトの「革命」;アメリカおけるヴェトナム反戦運動とその遺産―ヴェトナム帰還兵・「アメリカの戦争犯罪」、国際的連関;米国環境運動をめぐる二つの越境―アーノルド・バインダー、ムレイ・ブクチン、ジョセフ・サックス)
第2部 越境するマイノリティ運動(ガーナにおけるアフリカ系アメリカ人亡命者と一九六〇年代の「長く暑い夏」;「公民権物語」の限界と長い公民権運動論―ウィリアムス、キング、デトロイト・グラスルーツの急進主義に関する一考察;一九六〇年代の先住民運動―レッド・パワーと越境;アメリカの福祉権運動と人種、階級、ジェンダー―「ワークフェア」との闘い)
第3部 越境する女性運動(リスペクタビリティという問題―一九六〇年代のアメリカにおける性とジェンダーをめぐる闘い;ニューヨークの女性解放運動とラディカル・フェミニズムの理論形成;日本のウーマンリブと「女のからだ」)
第4部 一九六〇年代ヨーロッパの越境(ヨーロッパにおける「一九六八年」;西ドイツ新左翼における「アメリカ」の受容;一九六〇年代フランスにおける政治文化の形成―「社会的アクターとしての『ル・ヌーヴェル・オプセルヴァトゥール』;イタリア・カトリックの「六八年」―ミラーノの学生、聖職者の抗議運動を中心に)
近年、1960年代研究は極めて活発で、論争的な様相を呈している。また、60年代の
社会運動は、国際的な「同時性」が顕著であり、“global sixties”として把握する視点
も登場している。
本書は、米国を中心として日・西欧との国際比較を試みた初めての実証研究。
1960年代の様々な社会運動には運動グループ間の「越境」とともに、メディアの影響
も加わって、「国際的越境」も見られた。本書ではこの二重の「越境」に焦点を当てる
とともに、社会運動とその「越境」が各国の文化変容に与えた影響にも注目。
それは、1960年代の社会運動が政治運動としては挫折したケースが多かったにも
かかわらず、「文化革命」としては大きな影響を残した点を浮き彫りにする。